AI記事が怖いあなたへ|テンプレ×AIで「自分らしさ」を消さずにブログを続けるコツ

AIって聞くだけで、ちょっと胸がザワつく人っていますよね。

便利そうなのはわかるけど、どこかで「これってズルなのかな」とか「私の言葉が消えるんじゃないかな」とか、そんな不安がムクムクしてくる感じ。

私も最初はそうでしたよ。

ブログを続けてきた時間が長いほど、記事って自分の分身みたいになっているから、そこにAIが入ってくると、心のど真ん中を触られるような気がするんですよね。

でもね。

今はわりとハッキリ言えます。

AIは敵じゃないです。

むしろ、上手に組めば頼れる相棒になってくれるんですよ。

今日はその「相棒化」のコツを、体験談と主観多めで、読者のあなたの気持ちも置いてけぼりにしない感じで書いていきますね。

AIが怖いのは普通だし、むしろ自然なんですよね

AIって、どこまでいっても機械なんだけど、なぜか人間の領域にズカズカ入ってくる感じがあるじゃないですか。

文章を書くって、ただの作業のようでいて、実はけっこう心を使うんですよね。

自分の頭で考えて、過去の経験を引っ張り出して、読者の顔を想像して、「この言い方なら伝わるかな」って悩んで、ようやく出す言葉。

そこにAIが登場して、数秒でそれっぽい文章を出してくると、なんというか、心の居場所が揺れるんですよ。

今まで積み上げてきた自分の努力が、スッと薄くなるような怖さがある。

しかも、ブログってがんばって書いたのに読まれないときがあるじゃないですか。

あの虚しさを知ってる人ほど、「AIで量産したら、もっと虚しくなるんじゃないか」って思うんですよね。

だから、AIが怖いって思うのは普通です。

むしろその感覚がある人ほど、ちゃんと読者と向き合ってきた人なんだろうなって思いますよ。

AIに丸投げした瞬間に、文章が“誰のものでもなくなる”

私も最初は、AIに対してちょっとした期待がありました。

時間がない中でブログを回すのって、ほんと大変なんですよ。

だから「記事を作って」って投げてみたんです。

するとAIは、ちゃんと整った文章を出してくれるんですよね。

構成もきれいだし、言葉も正しい。

読んだ瞬間、「おお」ってなる。

でも、その次の瞬間にこう思ったんです。

これ、私じゃない。って。

正しいんだけど、心が動かない。

読者の目線を意識しているようで、どこか薄い。

何より、自分が書いた感じがしないんですよ。

ブログって、自分の言葉が入った瞬間に「記事に魂が入る」みたいな感覚があるんですけど、AI丸投げ文章って、魂が入ってない感じがするんですよね。

いや、怖いですよ。

自分のブログが、自分のブログじゃなくなるみたいで。

AIが敵になる人は、AIを“社長”にしちゃってる

ここで気づいたんです。

AIって優秀な部下みたいな存在なんですよね。

言われたことはスピーディーにやるし、整えるのも得意。

でも、社長にしちゃうと暴走する。

方向性も価値観も持ってないから、とにかく無難にまとめて、最大公約数のそれっぽい正解を出す。

その結果、文章が「どこかで見たような感じ」になってしまう。

だからAIが敵になるのは、AIが悪いんじゃなくて、役割を間違えてるだけなんですよね。

AIを相棒にする鍵は「テンプレを自分側に置く」こと

ここからが大事な話です。

AIを味方にしたいなら、順番を逆にします。

AIが中心じゃなくて、自分のテンプレが中心。

AIはそのテンプレを強化する手足。

これに変えるだけで、文章が一気に自分のものになりますよ。

テンプレって聞くと、型にはめるみたいで嫌だなって思う人もいるかもだけど、私は逆だと思ってます。

型があるからこそ、あなたのクセや体温が残るんですよね。

たとえば味噌汁って、味噌汁という型があるから家庭の味が出る。

だしの取り方、具の選び方、味噌の濃さ、全部そこに家の空気が出る。

ブログも同じで、テンプレという器があるから、あなたの言葉が際立つんですよ。

テンプレに入れるべきは「読者の不安」と「自分のクセ」

テンプレって、見出しの型だけを作ると弱いんですよね。

見出しだけだと、AIがそこに無難な文章を詰め込んで終わる。

だからテンプレの中に、最初から読者の不安を書いておくんです。

たとえば今回みたいなテーマなら、読者の不安ってこういうものですよね。

「AIを使ったら文章が同じになるんじゃないか。」
「AI記事って嫌われないのか。」
「自分の言葉が消えるんじゃないか。」

努力してきた自分が否定される気がする。

こういう気持ちをテンプレに先に置いておくと、記事の温度が落ちにくいんですよ。

そしてもう一つが「自分のクセ」です。

あなたが普段よく言う言葉、よく使う例え、読者に話しかけるときの口調、そういうものをテンプレに仕込む。

これをやると、AIが文章を手伝っても、最後まであなたの匂いが残ります。

AIに任せるのは“肉付け”だけでいい

AIに任せるのは、説明や整理の部分がちょうどいいです。

読みやすい言い換えを増やすとか、初心者でもわかる例を足すとか、注意点を補うとか。

こういう作業って、やり始めると時間が溶けるんですよね。

だからそこをAIに任せると、めちゃくちゃ助かりますよ。

ただし、方向性だけは自分で握る。

ここがズレると、一気に文章が他人行儀になります。

AIはあくまで手足です。

ハンドルはあなたが握るんですよね。

「自分らしさ」は派手な体験じゃなくて、地味な“温度”なんですよね

自分らしさって何ですかって聞かれると、なんか特別な才能とか、特別な体験談が必要な気がしませんか。

でも私は違うと思ってます。

自分らしさって、もっと地味です。

「読者の不安を先回りして拾うクセ。」
「言いにくいことをやわらかく言うクセ。」
「失敗を笑いに変えるクセ。」
「家族の空気がにじむ感じ。」

そういう「文章の温度」が自分らしさなんですよね。

AIはゼロから温度を作れないけど、あなたが出した温度を強くするのは得意です。

だから、AIは敵じゃなくて、相棒になれるんです。

最後に“人間のひと呼吸”を足すと文章が生きる

AIが作った文章って、整いすぎてるんですよね。

ずっと同じテンションで、ずっと正しい。

だから最後に、あなたのひと呼吸を足してあげると、文章が生きます。

私がよくやるのは、ほんの一文だけ本音を書くことです。

たとえば「正直、最初は怖かったです」とか、「これを知ったとき泣きそうになりました」とか。

そういう一文が入るだけで、読者は「この人も同じだ」って感じてくれるんですよね。

AIと一緒に進むと、ブログが続けやすくなる

ブログって、続けた人が勝つみたいなところがありますよね。

でも、続けるのが一番むずかしい。

生活があるし、家族もいるし、体力もメンタルも波がある。

私も、やる気があるのに時間がないとき、何度も心が折れそうになりました。

だからAIが相棒になってくれたとき、私はちょっと救われたんです。

全部を丸投げするんじゃなくて、自分の型を持った上で手足になってもらう。

そうすると、記事作成のスピードが上がるだけじゃなくて、ブログ全体の見直しや改善にも手が回るようになる。

これって、ほんと大きいですよ。

ブログを続けたい人ほど、AIを敵にしないで、相棒として使えるようになると、世界が変わると思います。

まとめ

AIが怖いのは普通で、むしろそれは読者とちゃんと向き合ってきた証拠なんですよね。

でもAIは敵じゃなくて、使い方次第でブログ運営の頼れる相棒になります。

ポイントは、AIに全部を任せないことです。

自分のテンプレを中心に置いて、読者の不安と自分のクセを先に仕込み、AIには説明や整理などの肉付けを任せる。

そのうえで最後に人間のひと呼吸を足すと、文章はちゃんとあなたのものになりますよ。

もし今AIにモヤっとしているなら、敵として距離を取るよりも、役割を決めて相棒にしてみてくださいね。

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