おはようございます、かすかくです。
今日は、ちょっと恥ずかしいけど自分の「原点のひとつ」になった出来事を、じっくりお話ししようと思います。
タイトルの通り、「検索1位を取ったのに、収益はゼロだった…」という、私の黒歴史です(笑)
これからブログを頑張っていこうと思ってる方、今なかなか結果が出ずに悩んでいる方には、きっと「わかる!」「それ私かも…」と思ってもらえる話だと思います。
初めての“1位”に舞い上がった日
当時の私は、まだブログを始めて2年目ぐらい。
小学低学年だった息子が「パパ、またパソコンいじってるの?」とあきれるぐらい、毎晩せっせと外注さんに依頼した記事をリライトしたり、自分で書いたりしていました。
お世辞にも稼げているとは言えない状態。
月に数千円、いいときで1万円台。
「俺、このまま続けてて大丈夫かな…?」って不安と焦りを抱えながらも、なんとか諦めずに記事を書き続けていました。
そんなある日。
サーチコンソールの検索クエリ画面に「1位」という数字がついている記事があるのを発見したんです。
そのときの心の中は、もうお祭り騒ぎでした(笑)
「おおお!ついに俺も、1位を取れるようになったんだ!やっと努力が報われた!」
「これから毎月何万円も稼げるようになったら、家族旅行も行けるな!子どもたちにもおいしいもの食べさせてあげられる!」
サーチコンソールの画面を何度も開いては、ドヤ顔で1位の数字を確認していました。
完全に調子に乗ってました(笑)
現実は甘くなかった
0円。
(いや、正確には数十円。ほぼ0と言っていいレベル)
「…え?1位取ったらお金が入るんじゃないの?」
「みんな1位目指そうって言ってるから頑張ったのに…」
私は完全に拍子抜けしました。
あれだけ頑張って取った1位の価値が、たったの数十円なんて…。
サーチコンソールの画面は輝いて見えるのに、アドセンスの管理画面は真っ暗でした(笑)
何が悪かったのか?振り返ってみると…
悔しくていろいろ調べ、分析してみたら、いくつかの原因が見えてきました。
① キーワード選びのミス
私は「月間検索ボリューム」と「ライバルの弱さ」だけでキーワードを決めていました。
だから、検索1位は取れても、そのキーワードを検索する人はただ「知りたいだけ」で、広告なんて見向きもしない人たちだったんです。
たとえば、私が当時書いていたのは「◯◯の意味」とか「◯◯とは何か」みたいな“辞書的な答え”を求めるキーワードでした。
でも、それって調べた瞬間に終わりなんですよね。
②⃣ 読者の行動まで考えてなかった
検索してきた人は「疑問を解決したい」だけで終わるのか、
それとも「何か行動を起こしたい(買いたい・比較したい・申し込みたい)」のか。
そこまで想像してなかったのが失敗でした。
だから、記事の中に広告を貼っても、クリックされない。
完全に的外れだったわけです。
③ 記事の導線がイマイチ
1位を取れた記事は、実は外注さんが書いたものを軽く手直ししただけのものでした。
見出し構成も淡々としていて、読みやすさや共感も薄くて…。
今思えば「広告をクリックしたくなる雰囲気」に全然なってませんでした。
④ 学び:「1位」より「誰に」「どうしたいか」
この失敗から学んだのは、シンプルだけど大事なことでした。
- 1位になることがゴールじゃない
- そのキーワードで検索している人が、何を求めているのかを知る
- その人が「次にどんな行動をしたくなるのか」を考えて記事を書く
検索の裏側にいる“生身の人”の気持ちや背景を想像することが、収益につながるんだと、痛感しました。
今だから言えること
あのときの私は、「検索1位=成功」という、浅い考え方しかできていませんでした。
でも、あの苦い経験があったからこそ、今の私は少しずつ「読者の顔が見える記事」を書こうと意識できるようになりました。
正直、今もまだまだ試行錯誤中です。
それでも、あの日みたいに「数字に踊らされるだけ」で終わらないように、
日々、自分にも言い聞かせています。
もし、あなたも「検索順位ばかり気にして、収益が伸びない…」と悩んでいるなら、
この話が少しでもヒントになれば嬉しいです。
かすかくより
「失敗もネタにして、コツコツ進もう!」
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