隙間時間のワナ

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こんばんは、かすかくです。

「隙間時間でできるから、副業にぴったり!」

…ってよく聞きません?僕も最初は、これがもう魔法の言葉だと思ってたんですよ。

耳にするだけで「なんか自分にもできそう!」っていう、あの甘い響き。

ほら、育児もある、仕事もある、家事もある。

予定はぎゅうぎゅう詰め。

そんな中でも「ちょっと空いた時間でコツコツできる!」って、すごく効率的で賢そうに聞こえるし、「これならオレにもできるかも」という謎の自信が湧くんです。

通勤中にスマホ片手に記事の下書き…

なんて姿を想像して、「おぉ、隙間時間を制する者が副業を制す!」ぐらいに思っていました。
(※あくまで聞こえと想像の話です。)

で、実際やってみたんですよ。

電車の待ち時間にスマホで下書きをちょっとだけ。

昼休みにワードプレスを数行修正。

寝る前にアイキャッチ画像を1枚だけ作って保存。

「お、これなら毎日積み上げられるぞ!」と最初は思ってました。

ところが…気づいたんです。

「あれ、ぜんっぜん進まなくない?」

理由は単純で、隙間時間って、実は作業に取り掛かる前のウォーミングアップにめちゃくちゃ時間を食われてしまうんです。

頭の中で記事構成を思い出す
  ↓
前回どこまでやったか確認
  ↓
書きかけの文章を読み返す
  ↓
気になった部分をちょっと直す
  ↓
直したら全体のバランスが気になる
  ↓
さらに修正…

こうしている間にあっという間に時間切れ。

結果として残るのは「中途半端なメモ」と「作業をしたつもり感」だけ。

しかもこの“やったつもり”がクセモノで、「今日は頑張ったな」と脳が勝手に満足してしまい、実際の進捗はほぼゼロという地獄ループに突入します。

さらに厄介なのは、細切れ作業だと常に“再スタート”の状態になるので、集中が深まる前に強制終了になること。

毎回走り出してはすぐ止められる短距離走みたいなもので、達成感もないし疲労だけが積み上がっていくんですよね。

ある日、妻に言われたんです。

「いつも細切れでやってるから、逆に疲れてない?」

最初は「え?そんなことある?」と半信半疑。

でも、ちょっと試しに土曜の午前中をまるっと3時間だけブログ時間に充ててみたんです。

朝ごはんの後に家族に宣言して、コーヒーを淹れてパソコンの前に座り、スマホもオフ。

すると…あれ?めちゃくちゃ進むじゃないですか。

理由はシンプルで、作業に没頭できるから切り替えが1回で済むし、集中力が切れる前にガッツリ進める。

途中で「さて何してたっけ?」と記憶を辿る時間も不要。

作業の流れがスムーズだから、頭も疲れにくい。

しかも終わった後の達成感が半端なく、まるでマラソンを完走した後みたいな充実感がある。

「隙間時間=楽」だと思ってたけど、僕の場合は**「まとまった時間=楽」**だったんですよね。

短距離を何本も走るより、ある程度距離を決めて一気に走ったほうが楽だと気づいた瞬間でした。

じゃあ、どうやって時間を作るのか?

朝30分早起きして1.5時間確保(朝は家族も静かで、頭も冴えているゴールデンタイム)

週1回だけ家事をまとめて前倒し(洗濯や掃除、買い物を一気に終わらせ、空いた午前中をまるごとブログに充てる)

子どもが塾の時間は、自分もパソコン時間に固定(家の中が静かで集中できる環境を自然に作れる)

これらの方法を意識するだけで、平日よりも圧倒的に作業が進む日が増えました。

早朝は雑音が少なく、思考もクリアなのでアイデアもスムーズに浮かびますし、前倒し家事は一見面倒に思えても、後で「あの時間が空いてる!」という安心感に変わります。

塾タイムの活用は、家族の生活リズムに合わせるだけで習慣化しやすく、無理なく継続できるのがポイントです。

もちろん、隙間時間が合う人もいると思います。

たとえば移動中にスマホで作業するのが性に合っている人や、細切れでも集中力をすぐに発揮できるタイプの人もいます。

そういう方には隙間時間活用は強い武器になります。

でも、「なんか進まないなぁ…」ってモヤっとしているなら、一度立ち止まって自分のやり方を見直す価値はあります。

いっそまとまった時間を死守する方向でスケジュールを組むのも十分アリです。

まとまった時間を確保するには家族や仕事の予定を調整する必要もありますが、その分、作業の流れに乗りやすく、成果を実感しやすくなります。

少なくとも僕は、このやり方に変えてから、「あれ?俺、ちゃんと前に進んでる?」って思える回数が増えましたし、その実感が次のやる気につながる好循環も生まれました。

あなたはどっち派ですか?隙間時間派?それともまとまった時間派?

自分の生活リズムや集中力の波を考えると、どちらがより成果を出しやすいかは人によって大きく違います。

隙間時間でテンポよく作業を進められるタイプもいれば、腰を据えてまとめて作業することで力を発揮するタイプもいます。

中にはハイブリッド型で、平日は隙間時間、休日はまとまった時間と使い分ける人も。

次の休みに、ちょっと自分なりのスタイルを実験してみてほしいです。

時間の取り方ひとつで、思った以上に進捗やモチベーションが変わるかもしれません。

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