「書けば伸びる」はウソ!?僕もハマった落とし穴

こんにちは、かすかくです。

今日は、僕がブログ運営の中で最も苦しんだ時期の話をします。
この話をするのは、少し恥ずかしい気持ちもありますが、同じ悩みを抱えている方の力になれるのでは…と思い、書きます。

きっとこの記事を開いてくれたあなたは、
「頑張って記事を書いてるのに、アクセスが伸びない」
「書いても書いても、思ったような成果が出ない」
そんな悩みを抱えているのではないでしょうか。

実は、僕自身がまさにそうでした。
会社勤めをしながら、家族との時間をやりくりして、眠い目をこすりながら記事を書く日々。
「続ければきっとアクセスが伸びるはずだ!」と信じて、気力だけで走り続けていました。

始めた当初、確かにポツポツとアクセスが増えるのが嬉しくて。
「やっぱり量を積み上げるしかないよな!」と、1日1記事、時には2記事更新したこともあります。

でも…半年、1年と経つうちに、明らかに伸びが鈍化していきました。
ある月からは、ほとんど横ばい。
せっかく書いたのに、検索から誰も来ない記事が山のように積み上がっていく感覚。
数字に反して、心の中はどんどんしぼんでいきました。

「これだけ頑張っているのに、なんでだろう…?」

何度も心が折れかけましたし、やめようと思ったこともありました。

「書けば伸びる」の落とし穴
あの頃の僕は、根本的なことに気づいていませんでした。

それは——

「とにかく記事を書けば伸びる」という考え方そのものが、落とし穴だった

ということです。

記事を書くこと自体は悪くありません。
でも、何も考えずに記事数を増やすだけでは、いずれ壁にぶつかります。

僕が陥っていたのは、次のような状態でした。

思いついたネタを、思いついた順に書く

キーワード選定は「なんとなく人気そう」で決める

ターゲットが誰なのか、自分でもよくわかっていない

サイト全体のテーマ性や専門性もバラバラ

このように、戦略も設計もなく、とりあえず更新するだけ。
結果的に、誰にも刺さらない記事が積み上がるだけになっていました。

いくら頑張っても、「その記事を本当に必要としている人」がいなければ、検索されることも、読まれることもありません。
むしろ、テーマが散らかっていくことで、Googleからの評価も落ちていきました。
今なら、それが当たり前だと分かりますが、当時の僕には分かりませんでした。

抜け出すためにしたこと
では、どうやってその状況を変えたのか。

それは、記事を書く前に必ず以下の3つを考えるようにしたからです。

①「誰の悩みを解決する記事なのか」を決める
たとえば、以前は「お弁当のレシピ」みたいに広いテーマで書いていました。
でも今は、「忙しいワーママが、5分で作れるお弁当おかずに悩む」など、具体的に「1人の読者」を想定します。

そのほうが、書く内容も具体的になり、その人の心に刺さりやすい記事になります。

②検索されるキーワードを、悩みから逆算する
当時の僕は、キーワードツールで「検索ボリュームが多いもの」を選んでいました。
でも、それは競合も強く、実力不足の僕では到底勝てませんでした。

今は、ターゲットの悩みをリサーチして「本当に検索されている悩み」に沿ったキーワードを選びます。
ボリュームが少なくても、競合が弱く、しっかり読まれる記事を書くほうが、結果的にアクセスが積み上がることを実感しました。

③ブログ全体の方向性を整える
僕のブログはごちゃまぜ系ですが、それでも「悩み解決ブログ」という軸はぶらさないようにしています。
いろんなジャンルが混ざっていても、「誰かの役に立つ」という視点を常に持つことで、Googleにも伝わりやすくなりますし、読者からの信頼も得られます。

あなたも同じ悩みを抱えているなら
もし、あなたが
✅ 記事数ばかり増えていくのに、アクセスが伸びない
✅ ネタ切れしてきて、やっつけ更新になっている
✅ ブログのテーマがバラバラで方向性が見えない

そんな状態なら、僕がかつて感じていた苦しさと、今のあなたの気持ちはきっと似ています。
でも、抜け出す道は必ずあります。

いきなり全部を変える必要はありません。
次の記事から、たったひとつでも「誰の悩みを解決する記事か」を考えるだけでも違ってきます。

僕はこの考え方に気づいてから、少しずつ結果が変わってきました。
記事数は以前より減っているのに、アクセスは増え、安定してきています。
諦めずにやれば、必ず前に進めます。

これからも、一緒にコツコツ頑張っていきましょう!
今日も応援しています!

コメント